株式会社SC 土質安定処理

〒917-0107 福井県小浜市甲ヶ崎10-25-1

SC工法とは

 SC工法(スペント・カーバイドによる土質安定処理工法※1)は昭和42年(1967年)に 故 熊本大学教授工学博士 梶原 光久先生によって開発され、その施工方法の開発を依頼されて以来この道を歩んできました。

 当時の土質安定処理は、セメントや石灰を使用し深さ30cm程度を混合・攪拌し、路床安定処理とする程度でしたが、SC工法では盛土基礎地盤改良を厚さH=1.00mで施工しました。当初、改良厚H=1.00mの施工に懐疑的であった発注者や周囲の技術者も良好な施工結果により、十分納得していただくことが出来ました。

 以来、混合・攪拌方法を研究し、土と安定処理材は混ぜるのではなく練混ぜ(リモールドミキシング)する事により、より高い改良効率が得られる事を発見し、リモールドミキシングを継承しながら現在に至っております。

 SC工法の最大の特徴に「リモールド特性」があります。

 リモールド特性とは混合・攪拌・養生後(強度発現後)に、改良土をほぐして再転圧する事により数日の養生後、元の強度まで回復し、その後も強度が伸び続けます。

※1・・・スペント・カーバイドを主成分とした改良材をバックホウ等の重機によって土質を改良する工法です。

長期強度参考例

 福井県小浜市において「小浜漁港」の浚渫土による造成地内の道路構築のために路床安定処理をH=1.00m、設計改良強度CBR=9%で施工しました。施工完了31年後に下水工事のために掘削したものを抜き取って室内試験を行ったところCBR≒100%の結果(強度伸び11倍)が得られました。

バックホウ混合の改良深さ:
 一般的にバックホウ混合は、浅層混合処理(H=2.00m未満)として分類されますが、当社はバックホウ施工において、材料の性質(リモールド特性)及び施工方法を工夫し、H=4.00mが可能です。過去には特殊事例としてH=5.00mの改良実績があります。

特徴:環境にやさしい

石灰系安定処理材であり農業用肥料の原料としても使用されています。故に、動植物に対しても“環境にやさしい”材料です。

特徴:経済性

カーバイドの残滓であるため、安価で経済的な添加剤です。成分は消石灰特号クラスに匹敵し、品質的にも優れています。

特徴:資源の再利用(リサイクル)

軟弱な建設土砂をスペント・カーバイドで安定処理を行うと良質土として再生し盛土等、新たな資源としての活用が可能です。また、在来土を利用する事により残土処分の必要はありません。

特徴:リモールドが可能

スペント・カーバイドで安定処理を行った粘性土を、時間経過の後、別地へ掘削・搬入し、更に転圧を行うことで、元の強度、もしくはそれ以上の強度の確保が可能です。

特徴:鋭敏比の高い地盤の改良

鋭敏比の高い地盤における改良には特に優れた効果を発揮します。

特徴:六価クロム対策について

当社製品は、対象外であり、溶出試験は不要です。

特徴:長期に渡る強度の伸び

施工後の強度の伸び及び耐用年数の保持にもたいへん優れています。